こんにちは。草加市民ハウジングの千代田です。
皆様、木材利用ポイントはご存知でしょうか?
最近では木材ポイントを採用している会社が増えてきました。
今回は木材ポイントについてご紹介致します。
木材利用ポイント事業は、地域材の適切な利用により、森林の適正な整備・保全、地球温暖化防止及び循環型社会の形成に貢献し、農山漁村地域の振興に資することを目的としています。対象地域材を活用した木造住宅の新築等、内装・外装の木質化工事、木材製品及び木質ペレットストーブ・薪ストーブの購入の際に、木材利用ポイントを付与し、地域の農林水産品等と交換できる事業です。
木材利用ポイントをもらえるのは、次のような場合。
(1)木造住宅の新築や増築、購入
(2)住宅の床や内壁、外壁の木質化工事
(3)木材製品や木質ペレットストーブなどの購入
このうち、住宅に関係する(1)と(2)について、詳しく見ていきましょう。
まず、いずれの場合も、平成25年4月1日から平成26年3月31日までに工事に着手するもの(工事請負契約の締結時点)という期限があります。
次に工法や地域材に条件があり、木造住宅であれば、なんでもよいというわけではありません。例えば、工法については、スギ、ヒノキ、カラマツ、トドマツ、アカマツ、クロマツ、リュウキュウマツ、アスナロを主要構造材等として1/2を超えて使用する木造軸組工法(2×4工法または丸太組構法の場合は、スギ、ヒノキ、カラマツ、トドマツを主要構造材とする)などの例示がされています。
また、主要構造材等として1/2を超えて使用する地域材として、「スギ、ヒノキ、カラマツ、トドマツ、アカマツ、クロマツ、リュウキュウマツ、アスナロ」のほかに、都道府県や民間機関、林野庁のガイドライン等により産地等が証明される木材とされています。
そして最も重要なのは、地域材の利用拡大に取り組む「登録工事業者」が施工したものに限定されることです。登録事業者とは、都道府県の協議会や有識者委員会で認定され、事務局に登録された事業者のこと。しかし、事業者向けの説明会をこれから行うことになっており、具体的に事業者が認定され、公表されるのは、まだ先のことになりそうです。
木材は、細かい組織が折り重なって作られている構造で柔軟性に富んでいることから、クッションのようになっています。このため木造住宅は、鉄筋コンクリート造の住宅に比べカラダへの負荷が軽減します。
また、木は心地よい香りによる「リフレッシュ効果」や「鎮静効果」をもつほか、「抗菌作用」「消臭作用」などをもっていると言われています。
